接種対象者と接種期間
1 期:生後 12 か月から 24 か月に至るまで(2 歳の誕生日前日まで)
2 期:5 歳以上 7 歳未満 かつ 小学校就学前 1 年間
(幼保園の年長児の 3/31 まで)
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令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間、接種対象期間を超えて接種を行って差し支えない対象者について
第1期
令和6年度内に生後24月に達する、又は達した者であって、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかったと市町村長が認める者
第2期
令和6年度における第2期の対象者(5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にあるもの)であってMRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかったと市町村長が認める者
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病気について
麻しん(はしか)
麻しんウイルスの空気感染(ウイルスが空気中に飛びだし、人に感染すること)、飛沫感染(咳やくしゃみなどにより感染すること)、接触感染によっておこる病気です。潜伏期間(感染してから症状がでるまでの期間)は 10〜12 日です。感染力が強く、免疫がないとほとんどの人がかかる病気です。発熱、咳、鼻水、めやに、発しんを主症状とします。最初 3〜4 日間は 38℃前後の熱が出て一時おさまり、再び 39〜40℃の高熱と発しんが出ます。高熱は 3〜4 日で下がり、次第に発しんも消失します。
主な合併症としては、肺炎、気管支炎、中耳炎(100 人に 7 人)、脳炎(1,000 人に 1 人)があります。また、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約 10 万人に 1 人発生します。
また、麻しん(はしか)にかかった 1,000 人に 1 人が死亡すると言われています。
風しん(三日ばしか)
風しんウイルスの飛沫感染(咳やくしゃみなどにより感染すること)によっておこる病気です。潜伏期間(感染してから症状がでるまでの期間)は 2〜3
週間です。軽いカゼ症状で始まり、発しん、発熱、首や耳の下のリンパ節腫脹、目の充血などを主な症状とします。
まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000 人〜5,000 人に1人くらいの割合で発生することがあります。また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。
予防接種の効果について
予防接種を受けた人の約 95%は麻しん風しんの免疫を獲得することができると言われています。
麻疹ワクチンは、1回の接種だけだと、接種後数年で予防効果がみられなくなる人が一定割合出てきます。2回接種だと99%の人が予防可能な水準に到達します。そのため、地域で麻疹を防ぐためには、高い2回接種率が必須なのです。
麻疹ワクチンの接種についての世代別の推奨は以下の通りです:
◆1972(昭和47)年9月30日以前生まれ
ワクチンを接種していない可能性が高い。感染歴がある人以外は、2回のワクチン接種を推奨。
◆1972(昭和47)年10月1日〜2000(平成12)年4月1日生まれ
ワクチンの定期接種を1回のみ受けている可能性が高い。2回目の接種歴がなければ、追加接種を推奨。
◆2000(平成12)年4月2日以降生まれ
ワクチンの定期接種を2回受けている可能性が高い。ただし、2回目の接種歴がなければ、追加接種を推奨。
特例処置 2008年(平成20)4月1日から5年間実施された追加接種措置。当時中学1年生または高校3年生の時に麻疹風疹ワクチンの追加接種を受ける機会があった。
麻疹ワクチンは、1回の接種だけだと、接種後数年で予防効果がみられなくなる人が一定割合出てきます。2回接種だと99%の人が予防可能な水準に到達します。そのため、地域で麻疹を防ぐためには、高い2回接種率が必須なのです。
特に発展途上国では麻疹ワクチンの2回接種率は低く、集団免疫が不十分であることから子どもを中心に感染が広がっています。そのため、海外渡航後の発熱には注意しましょう
過去に麻しんまたは風しんにかかったことがあっても、麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種して大丈夫ですか?
回答
過去に麻しんまたは風しんにかかったことに間違いがなければ、成人になっても十分な抗体を保持していることが多いので、当該疾患の予防接種の必要はありません。ただし、他の疾患と思い違いしている場合もあります。特に風しんは思い違いの頻度が高いといわれています。過去に麻しんまたは風しんのいずれか一方に罹ったことのある人が、麻しん・風しんの混合ワクチン(MRワクチン)を接種することは差し支えありません。また、麻しん又は風しん単独ワクチンを受けることもできます。
麻しんにかかって免疫をつけた方が、ワクチン接種よりもよいのでは?
回答
自然感染で麻しんを発症すると、重症化や合併症による後遺症のリスク、また死亡する可能性もあります。そして周りの人にそのようなリスクを与えることにもなります。麻しんに自然にかかった後の強い免疫というのは、そのような代償のあとに得られるものです。
一方、ワクチンを2回接種すれば約99%の人が抗体を保有することになり免疫を持続させることができます。ある程度の頻度で副反応があることは避けられませんが、症状の重さも重症になる割合も麻しんにかかった場合と比べて格段に低いものです。周りの人に麻しんを感染させるリスクもありません。
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