病気について
肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気で、この菌は主に気道の分泌物に含まれ、唾液等を通じて飛沫感染します。子どもの多くが肺炎球菌を鼻や喉の奥に保菌していて、咳やくしゃみなどの飛沫により伝播します。免疫力の低下などにより、菌が体内に侵入すると、細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎、中耳炎を起こします。
子どもでは、2歳未満の乳幼児に特に肺炎球菌による感染症にかかるリスクが高いと言われています。肺炎球菌による髄膜炎にかかると、約2%が死亡し、10%に発達や運動障がい、難聴等の後遺症が残ります。
接種対象者・接種時期
本剤の接種は2か月齢以上5歳未満の間にある者に行う。
標準スケジュール
初回接種
2か月齢以上7か月齢未満で、開始する。
27日以上あけて3回接種。
ただし、3回目接種については、12か月齢未満までに完了。
追加接種
12か月齢以降、1回接種 (3回目接種から60日間以上の間隔をおく)
標準として12〜15か月
接種もれ者に対して
A) 初回接種開始時が、生後7〜12か月未満
初回接種:27日間以上の間隔で、2回接種。
追加接種:初回接種が終わった後、最後の接種から60日以上あけた上で、生後12か月以降に1回接種します。
B) 初回接種開始時が、1〜2歳未満
60日以上の間隔をあけて2回接種。
C) 初回接種開始時が、2〜5歳未満
1回接種。
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