原因
黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌の感染で起こります。
夏場に多く発症し、乳幼児から学童がよくかかります。
症状
湿疹や擦り傷・虫刺されをかいた傷あとなど、ジュクジュクしているところに菌が感染すると起こります。
顔や手足などの露出部分にでき、かゆみを伴います。
じくじくして水が入った水疱ができるが破れやすく、破れた時に菌が散ってまた水疱ができ、その広がり方が「飛び火」のようなので、この名前があります。
治療
患部をきれいにして、抗生物質入りの軟膏を使います。ひどいときには飲み薬を使います。
湿疹用の塗り薬を使うと症状が悪化することがありますので、かならず処方をうけた薬を使ってください。
家庭でのケアについて
● 一日1〜2回患部をきれいに洗いましょう。
ごしごしと擦らず、せっけんの泡でなで洗いしてきれいに水分をふき取ってから塗り薬をぬります。
● 患部がじゅくじゅくしていたら直接<すりをぬらずに、ガーゼに薬をつけて蓋をするように覆うと、分泌物が飛び散るのを防げます。(使用するガーゼは傷にくっつかないタイプのものがおすすめです。
通常のものだと、ガーゼを取るときにせっかくできたかさぶたがはがれてしまう事があります。)
● 引っ掻かないようにし、爪は短く切りましょう。
● 乾燥させることを心掛けますが、小さいお子様などは、引っ掻かないことが一番なので、ガーゼや絆創膏で覆ってあげましょう。
● 入浴やプールは避けましょう。(シャワーは良い)
● タオルはまめに替えて共有しないようにしましょう。
● 塗り薬をぬって長時間日光に当たると悪化する事があるので、長時間屋外で遊ぶのは避けましょう。
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