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北方町の小児科クリニック。杉山こどもクリニックです。

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〒501-0445 岐阜県本巣郡北方町柱本南1-306

小児科のメモ帳

突発性発疹

原因               
 ヒトヘルペス(HHV6、HHV7)の感染によっておこります。
 このウイルスはほとんどの大人がもっていて、多くは親から感染します。胎盤から移行された抗体が消えてくる時期(生後4ヶ月ごろ)から発症し、1歳頃までの子に多くみられます。まれに二度かかる子もいます。

症状
 突然39度ぐらいの高熱が出て、3〜4日続き、熱が下がると発疹(痒みはない)が全身に出ます。
 高熱のわりに元気でかぜの症状は少なく、口蓋垂の根元に赤い米粒大のものができたりします。下痢をおこすこともあります。

治療とケア
 病院では症状にあった薬が処方されます。
 薬を飲みたがらないお子様も多いのですが、食べものや飲みものに混ぜるなどの工夫をしてのませて下さい。
 熱が高いと体力を消耗しますので、解熱剤を使用します。使用量は医師の指示に従い、6時間以上空けて下さい。
 熱があると、脱水をおこしやすくなるため、水分補給を十分に行いましょう。
 熱のせいで食欲がなくなることもありますが、一時的なものなので、無理に食べさせることはせず、口当たりが良く、消化の良いものを少しずつ与えて下さい。
 熱がある間は入浴を避け、汗をかいたら体を拭いてこまめに着替えをしてあげましょう。
 下痢をしているときは、オムツかぶれをおこしやすくなります。こまめにオムツを替え、おしりをきれいに洗ってあげましょう。(洗った後は乾かしてから新しいオムツをつけて下さい。)
 熱があるあいだは外出をさけ、室内で過ごしましょう。

★ お子様の初めての熱で、高熱が続きますが、心配な病気ではありません。
★ 分からない事、心配な事がありましたら、医師に相談しましょう。




Sugiyama Kodomo Clinic杉山こどもクリニック

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